
黒豆というと、おせちなどによく登場しますね。
黒豆(くろまめ)は、大豆の品種のひとつで黒大豆(くろだいず)とも呼ぶものです。
黒い種皮にアントシアニン系の色素を含むため、外見が黒色ですが。栄養成分的には通常のダイズと同等といわれています。
黒豆の代表的な品種は、兵庫県篠山市の「丹波黒」が有名ですね。
京都府京丹波町の「和知黒」などもあります。
普通、なべに熱湯と調味料、重曹、釘などを入れて数時間放置し、そのあと煮立て、煮立ったらあくを丁寧に取って弱火でことことゆっくり煮詰め、煮あがったらなべのままおいてゆっくり味を含ませるという作り方が主流です。
この場合、黒豆の表皮にしわが生じないように、調味料の分量をきちんと量って最初に全て入れておくことと、豆が煮汁に浸った状態を保つことがふっくらした黒豆を煮るコツといわれています。
このような「面倒」なイメージがあり、ついつい市販品にたよりがち。
でも黒砂糖と圧力鍋を使い、今回は簡単に作ってみました。
黒豆の黒糖煮の作り方材料
黒豆 1カップ (およそ300g入りの半分)
黒砂糖 2分の1カップ強
しょうゆ 大匙半分
塩 小さじ3分の1
作り方
1.3カップの水に洗った黒豆を1晩つける。(水は捨てない)
2.圧力鍋に、1の水1カップと黒豆を入れて
1分半圧力をかける。圧力が下がるまでそのまま。
3.さがったらふたを開けて、黒砂糖、、しょうゆ、塩を加え
1の残りのつけ汁を加えて弱火で味がしみこむまで煮る。
4.豆が顔を出すくらいの汁になったら、そのままさめるまで
置いておく。
★黒砂糖としょうゆを使うことで、釘をいれずに、色を黒くとどめます。
汁は多めでさますと、豆が含んでふっくらした黒豆になります。
黒豆が残ったら、冷凍しておいて食べたり、パンを焼くときに
混ぜたり、変わったところでは、アイスクリームを添えて
食べてもおいしいです。
栄養もあり、甘さ控えめでおやつやお茶うけにぴったり。
お正月に限らず、どんどん作って食べたいですね。
★果物の栄養と選び方
柿は、ビタミンCの含有量が、みかんの約2倍です。
柿の渋みの成分は、タンニンの一種、カキ渋タンニンといい、血圧を下げる効果があります。
また、アルコールデヒドロゲナーゼというアルコールを分解する酵素を含んでいるので、血中アルコール濃度の上昇を抑制します。
カリウムも含んでいますから、利尿効果があり、アルコールデヒドロゲナーゼとともに、二日酔いに効果的です
柿は、切ると色が変わりやすいので、切ってしまったら、酢やレモン汁をかけて、色が変わるのを防ぐようにしましょう。
保存袋に入れて、冷蔵庫で保存するのが一番です。
渋さがある場合は、常温で少し置いておけば、渋みが抜けていきます。